文芸評論家の清水良典さんとぼくの共編で『高校生のための近現代文学ベーシック ちくま小説入門』が筑摩書房より刊行されました。高校の副読本用ですが、第一部で「小説への招待」として「小説の仕組み」「小説の表現」「小説の豊かさ・可能性」「小説の読解」について述べ、第二部からは星新一、角田光代からレイ・ブラッドベリにいたるまで合計20篇の短篇のアンソロジー、これに設問と別冊解答篇をつけています。高校の多くの先生方の協力によって出来上がった入門書で、使いではあるかと思います。税込で定価1000円。ぜひ手にとってご覧下さい。Amazonでも販売されています。
岩波文庫の「日本近代短篇小説選」昭和篇2,昭和篇3のいずれも2刷となりました。ほっとしています。