ブログ更新の空白があまりに長すぎて、もうやめちゃったんですかと聞かれたりしていますが、まだ止めてません。あいかわらず雑用に追われてヘロヘロになっていますが、ちゃんと生きています!
ということでまずは宣伝。
岩波文庫から「日本近代短篇小説選」の昭和篇1が出ました。紅野敏郎・紅野謙介・千葉俊二・宗像和重・山田俊治編となっています。W紅野が加わっていますが、これはもともと敏郎さんが高橋英夫さんと最初の企画をしたのだそうです。そこで千葉さん、宗像さん、山田さんが協力することになっていたのですが、2年前に敏郎さんが亡くなり、高橋さんは降板。千葉さんたちで続行となったのですが、作品選定も出来ていなかったので、戦後の部分の意見を言えということで、急きょ、謙介さんが参加した次第。このあと昭和篇2と3が続けて出ます。そちらでは解説を書いていますので、ご覧いただければと思います。
こういうアンソロジーも少なくなりました。岩波文庫で出してもらえるのはありがたいことです。日本文学を勉強している学生さん、院生さんを中心にぜひ手にとってみてください。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。