今日の未明、我が家の二代目飼い猫Q太郎が、息をひきとりました。いろいろご心配いただき、また可愛
がっていただいた方たちにお礼申し上げます。ありがとうございました。
8月28日まではふつうに食事もし、楽しげにふるまっていたのですが、29日の朝から突然、吐き気がとまらなくなり、食事を摂らなくなりました。翌々日、動物病院で診察を受けたところ、内臓の奥にリンパ腫ができており、それが急速に肥大し、十二指腸のあたりで腸閉塞を起こしているとのことでした。すでに他にも転移があり、脱水症状も出て、余命わずかと言われたのですが、何とか抗がん剤と点滴で10日ほどを過ごすことができました。
残念なことに、ぼく自身は家族に病人がいたため、その診察の付き添いもあって、Q太郎の死に立ち会えませんでしたが、同居人が夜に十分、毛をすいてやって落ち着いたところで寝たら、朝、冷たくなっていたということです。苦しみの少ない静かな往生だったようです。
この暑さのなかですので、さっそく夜に荼毘に付し、骨拾いをしました。最後は2.6キロほどの小さなすがたでしたが、きれいな骨になって、初代飼い猫のハッピー(4年前に12歳で死去)と骨壺をならべることとなりました。
もう少し早くリンパ腫に気づいてやっていればとも思いますが、アビシニアン系の猫としては15歳は長生きだったかと納得しようと思います。
若いときは人見知りの猫で、兄猫の影に隠れるようにしていましたが、一匹だけになってからは宅配便のひとが来ても挨拶に出て来るぐらい人なつこくなり、猫の性格も家族構成によって変わるものだなと思い知らされました。この数年はわれわれをくつろがせてくれる、いい猫でした。